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尿路結石に対するf-TUL手術導入

2014年10月28日(火)

 従来、尿路結石に対してはTUL(Transurethral lithotomy:硬性尿管鏡(曲がらないもの)を用いて尿管結石を砕く治療法)や空気圧式砕石装置(Lithoclast)を用いて治療を行うのが主流でした。

 f-TUL(flexible transurethral lithotomyの略)とは、曲がる細い尿管鏡とホルミウム・レーザーを使用し砕石します。当院では最新の世界で最も細いレベルの尿管鏡を使用しています。

 f-TULは麻酔をかけた状態で尿道から「尿管鏡」という細かい内視鏡を挿入し、結石をモニターで見ながら破砕する方法です。直接見ながら結石を破砕するので破砕効果を直接知ることができ、また破砕した結石を直接体外に取り出すことができます。本来の尿の通過路を使用するため非常に低侵襲な手術といえます。

 また以前の術式では粘膜損傷のため、出血が多いなどの難点がありました。f-TULはホルミウム・レーザーを使用するため、強力な破砕力により尿路に発生する全ての結石を破砕する事が可能であり、また、組織への熱侵襲が極めて少ないのが特徴です。エネルギー出力を設定できるため、結石の状態に合わせ、破砕効果を発揮します。

 このように、f-TULとは、特に細径の柔らかい尿管鏡(軟性尿管鏡)やレーザーファイバーを使用し、バスケットで結石片を取り出すの治療のことをいいます。尿管鏡やレーザーの進歩により、f-TULの安全性と確実性が向上しています。
 

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