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泌尿器科

診療内容・主な疾患

当科は泌尿器科専門医2名体制で泌尿器外科治療を中心に診療を行っております。
これまで札幌や東京など遠方までいかなければ受けられなかった最新の手術治療を地元の病院で受けることができるよう,医師やスタッフの技術修練や新規手術機器導入等、日々努力しております。
特に前立腺肥大症では最新のレーザー治療を2019年2月から開始,続いてその改良版である「LEONARDO180」の日本第1号機を2019年8月に導入し、その高い技術力と優秀な治療成績から研修指定病院に指定されました。
2020年には尿路結石症の低侵襲治療としてレーザー治療を導入、つらい疼痛症状にすぐに対応できる環境を整備しました。前立腺がんや腎がん、膀胱がん等の尿路悪性腫瘍は、診断から治療まで迅速に対応するよう心がけ、2名の泌尿器科専門医・がん治療専門医が対応させていただきます。
また、2020年4月からは金曜日も外来診療を開始し、月曜日から土曜日まで安心して外来受診ができるようになりました。
その他、なにか心配なことや分からないことがあれば相談に乗らせていただきますので、お気軽にお声をおかけ下さい。

※小児泌尿器科について
小児泌尿器については、手術治療は行っておりません。

 

外来担当

診療科
泌尿器科 午前 小川 医長 河野部長
(初診)
小川 医長 河野部長 河野部長 河野部長
小川 医長
(再診)
午後 (手術) 膀胱鏡検査 (手術) (手術) 膀胱鏡検査  
小川医長
(予約)
河野部長
(予約)
 
※上記、診療時間以外でも緊急を要する場合は対応できる場合がありますので 泌尿器科外来までお問い合わせください。
※変更になる場合がありますので、泌尿器科からのお知らせ代診・特別外来医師のお知らせ」をご確認ください。

 

医師の紹介

泌尿器科部長
河野 義之(Yoshiyuki Kawano)
主な専門領域 尿路悪性腫瘍・手術支援ロボットによる手術・前立腺レーザー手術・腎がんの機能温存手術
主な資格 ・日本泌尿器科学会指導医、専門医
・日本がん治療認定医
・da Vinci Certificate取得
・CVP(前立腺蒸散術)Proctor資格取得
・日本医師会認定産業医
・医師緩和ケア研修会修了
趣味  
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泌尿器科医長
小川雄一郎(Yuichirou Ogawa)
主な専門領域 泌尿器科一般・泌尿器科腫瘍・排尿障害
主な資格 ・日本泌尿器科学会専門医・指導医
・日本がん治療認定医機構がん治療認定医
・日本排尿機能学会認定医
趣味 剣道四段、マラソン、ゴルフ
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診療のご案内(泌尿器科)

前立腺肥大症

前立腺は、膀胱の下で尿道を取り囲んで存在する男性特有の臓器です。この前立腺の内側(内腺)部分が次第に増大していく状態が前立腺肥大症で、排尿困難や頻尿といった症状を引き起こし、その結果生活の質が低下するようになります。50歳を超えると少しずつ症状が出てくるといわれています。
排尿障害を放置しておくと残尿が増加して尿路感染症を繰り返すようになったり、ひどいときには腎臓に負担がかかって腎後性腎不全になってしまうなど、様々な合併症を引き起こすようになります。
近年では低侵襲の前立腺治療が開発され、前立腺肥大症を治すことができるようになりました。これまでは内服治療を開始したら永続的に薬を内服し続けなければなりませんでしたが、手術治療により通院や内服のストレスから解放することができる時代が到来しました。排尿困難や頻尿症状がある方や内服治療が始まった方は、是非一度当院前立腺センターにご相談ください。

 

腎・尿管・膀胱結石

結石全体では腎・尿管結石が90%以上を占めており、膀胱結石は5%位といわれています。
腎尿管結石は疼痛や血尿が主症状で、腎結石では無症状のこともあります。尿管結石の疼痛は側腹部から下腹部にかけて放散する、かなり激烈な痛みとして感じられます。結石が尿管を通過して膀胱まで落下すると激痛は急激に消失します。
診断には腹部CT検査、腹部レントゲン検査、尿検査等が行われます。
治療としては、直径7mm以下の小結石では自然排石が期待できますので内服薬と鎮痛薬、飲水励行による「保存的加療」、それより大きい結石は自然排石が困難なため「手術治療」が選択されます。手術治療も近年では軟性尿管鏡とレーザー用いた低侵襲治療が行えるようになり、当院でも2020年2月から常時結石の低侵襲治療が行える体制を整えました。
これまでの結石破砕だけで終えていた治療から、結石を破砕して回収しstone freeを目指す治療に進化し、術後の身体の負担も少なくなりました。
また、治療後は再発を予防するための日常生活週間の改善などが効果的です。

 

前立腺がん

前立腺がんは近年日本で罹患者数が急激に増加している疾患です。
初期の場合は自覚症状はありませんが、血尿や疼痛、排尿困難といった症状があってから発見された場合は進行前立腺がんのことが多く、根治が難しくなってしまいます。そのため、早期発見することがとても大事な疾患です。
前立腺がんは少量の採血でスクリーニングをおこなうことができます。PSA(前立腺がん特異抗原)という腫瘍マーカーを測定し、4.0ng/mL以上であれば専門医を受診してください。
治療には手術治療や放射線治療、内分泌療法やPSA監視療法等、様々な選択肢があります。前立腺がんの悪性度や転移の有無、全身状態やご自身の生活設計等を考慮して治療方針を決定していきますので、治療で悩まれている方は当院前立腺センターにご相談ください。

 

腎がん

腎がんは肉眼的血尿や腹部腫瘤、腰背部痛等のいわゆる古典的三徴が主症状といわれていますが、近年の画像診断機器の普及に伴い、健診や人間ドック、他疾患の精密検査中に偶然発見されることが多くなりました。
そのため、大きさの小さい初期の腎がんが増加し、それに伴って治療もこれまでの腎臓全摘手術から腎臓温存手術が主流になってきました。当院では特に腎臓温存手術に力を入れており、腎血流を遮断することなく腎がんのみを摘出する腎機能温存腎部分切除術を行っています。単腎の腎がんの絶対的適応例にも対応しておりますので、ご相談ください。もちろんサイズが大きくて腎摘除術の適応がある症例も当院で対応可能です。

 

膀胱がん

膀胱がんの症状は、無症候性の肉眼的血尿が主症状となります。時折、頻尿や排尿時痛がきっかけで発見されることもあります。
膀胱がんのうち約80%が非浸潤性膀胱がん(表在性膀胱がん)、残りの約10%が浸潤性膀胱がん、残りの10%未満が転移を有する浸潤性膀胱がんの状態で見つかります。
表在性膀胱がんに対しては内視鏡治療(経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt))や膀胱内注入療法などが行われます。生命の危険はありませんが、比較的高い確率で再発を繰り返しますので、定期受診を忘れないように注意して下さい。
浸潤性膀胱がんに対しては、膀胱全摘除術を中心にして、抗癌剤治療や放射線治療をあわせた集学的治療が行われます。比較的進行が早いものが多いので、早期の対応が必要となります。当院では手術待機時間をできるだけ短くし、手術時間も短時間で終わる低侵襲治療を心がけておりますので、ご相談ください。

 

膀胱炎、腎盂腎炎

膀胱炎は、細菌感染によって発症する感染性膀胱炎と、細菌感染以外に原因が求められる非感染性膀胱炎に分けられ、多くは感染性膀胱炎が占めるとされています。されに感染性膀胱炎は、成人女性に多く発症する急性単純性膀胱炎と、尿路に基礎疾患を有して発症する慢性複雑性膀胱炎に分けられます。急性単純性膀胱炎は尿意の我慢、過労、感冒、局所の冷却、不潔な性交などにより発症することが多く、頻尿、排尿痛、尿混濁、残尿感などの症状を呈します。また、時に腎盂腎炎を併発することがあります。急性腎盂腎炎は重篤となることもあるので、場合によっては入院加療が必要となる疾患です。慢性複雑性膀胱炎は、症状が軽いか、殆ど無い場合が多く、尿所見、超音波検査、X線検査、内視鏡検査などで基礎疾患を調べ、診断します。
膀胱炎の治療については、水分摂取と安静・保温等で軽快することもありまが、抗生剤の経口投与が主になります。

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