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肩インピンジメント症候群の診断と治療
診断
肩インピンジメント症候群とは、肩峰(けんぽう)の下と上腕骨大結節部が衝突することにより、腱板がはさまれ、滑液包に炎症を起こし痛みを誘発します。肩峰の形状には個人差があり、インピンジメントを起こしやすい患者さんもいます。
治療
安静、肩甲骨周囲筋のストレッチ、肩甲骨の運動訓練などを行いますが、症状が数ヵ月以上続き日常生活や仕事に支障をきたす場合、関節鏡による手術(除圧術)を行います。関節鏡による手術は約20分で終了するので、簡単な手術です。日常生活には翌日より復帰できます。通常、2泊の入院が必要です。
図で解く整形外科疾患(医学書院)寺山和雄先生 著より
当科における、関節鏡視下除圧術
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